第22回MTリーグ~池上本門寺の戦い~分析
優勝 はくばバドレックススイクン ゆっけ選手
デッキコード【pEyMpy-H9E2Jy-MXS2Mp】
準優勝 連撃ウーラオス モモ選手(ジュニア)
3位 三神ファイヤー ツナ選手
デッキコード【yyMXM3-p4Num7-yMypMp】
4位 黒馬バドレックスマホイップ もろは選手
デッキコード【8Y8GD4-mcZINZ-xc4x8x】
ベスト8
ベスト16デッキ
※1年後に優勝デッキリストがなぜ勝ったか、
なぜあるカードが採用されているか等の
当時の環境を振り返ることができるように記録しまとめたのものです。
MTリーグでは開催の際には「環境アナリスト」の専門スタッフを募集します。
もしやってみたい方、興味がある方はKZまでDMをお待ちしています。
twitter@KayZetto
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・ポケカ環境分析が好き
・環境分析を言語化する練習をしたい
・大会環境を外から捉えてみたい
・20歳以上
・KZと面識がある
◆開催の背景【開催日2021年10月30日(土)】
CL京都が開催されたのが10月3日。CL福岡は11月3日と近年無かったインターバルの短い大会を控えた中でMTリーグを開催した。
新弾は拡張パック「25th ANNIVERSARY COLLECTION」が10月22日に発売された。5パック買うと1つ付いてくるプロモは、25周年を振り返るもので人気だった。それらのカードは公式大会では使用できないもので、環境で使われていたのはふしぎなしっぽという特性を持つミュウだった。
◆環境
参加者は62名。決勝T進出及び予選のデッキシェア分布は下記の通り。
優勝:白馬スイクン
準優勝:連撃ウーラオス
3位:三神ファイヤー
4位:黒色マホイップ
ベスト8
三神ザシアンファイヤー
ルカメタザシザマ
連撃ウーラオス
連撃ウーラオス
ベスト16
ゲンガーブラッキー
フリージオインテレオン
ゲンガージュラルドン
三神ザシアンファイヤー
スイクンフリージオ
三神ファイヤー
白馬スイクン×2
デッキ分布
計62デッキ
11 三神
11 白馬スイクン
7 黒馬
4 連撃ウーラオス
4 ミュウゲノセクト
4 ジュラルドン
3 スイクンフリージオ
3 クワガノン
2 ルカメタザシザマ
2 ムゲンダイナ
1 ハピナス
1 パルスワン
1 インテレオン
1 レックウザ
1 オロヨノクレセリア
1 ニンフィアスイクン
1 グレイシアピカチュウ
1 ブースター
1 リーフィア
1 ゲンガーブラッキー
1 フリージオ
前述したが、CL京都で特性バッテリーを持つデンヂムシとフュージョンアーツで登場したエレキブラスターを持つクワガノンのデッキが彗星の如く現れ、以後1か月の間クワガノンを意識した環境で推移した。グッズロックやハンデス、特殊エネルギーの無効化、ダメージ回復などの対策により数を減らすと思えばクワガノンも進化し大会では一定数存在し、勝ち上がる事も多かった。
三神は悪タイプで草弱点のガラルファイヤーやガラルサンダー、スイクン、クチートなどエネルギーコストが低く環境で強いデッキタイプに有利をとれるポケモンを相方にして環境に適応。この日もシェア率トップで決勝トーナメントも勝ち上がっている。
バドレックスは黒馬と白馬どちらも環境の中心に居続けている。この日優勝したのは白馬バドレックス。フュージョンアーツで登場したクロススイッチャーを採用しているタイプが増えた。うらこうさくで2枚揃えながらなおかつ他のトレーナーズを使用することで不利な状況を変える力を持つ。黒馬バドレックスはシャドーミストやアストラルビットという器用なワザを持つ。相方のゲンミミやオロヨノで相手を妨害しながら戦うのが強力。連撃ウーラオスは4名中3名がベスト8へ勝ち進んだ。